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幼保連携型認定こども園

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〒270-1128 千葉県我孫子市中峠台30-9

はくほう便り「ほいくえん、だ~いすき!」
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2024年3月号

【お別れ会と卒園式】

 5歳児クラスの卒園を祝って、お別れ会を開きました。4歳児クラスの子ども達の企画です。

 部屋の飾りやウエルカムボードは、5歳児の子ども達が発表会で演じた『ピーターパン』の世界を表現しようと製作しました。お別れ会の給食メニューは、一緒に遊んでいる時、こっそり5歳児の子ども達に「保育園の給食は、何が好き?」「お別れ会は、何が食べたい?」と尋ねて決めました。

 お別れ会当日は、0、1歳児クラスの子ども達から4歳児クラスまで、「ふれあい遊び」をテーマに一緒に遊びました。

 0歳、1歳の子ども達とは『さんぽ』の曲に合わせ、一緒に手をつないでトンネルくぐり。そして、お兄さん、お姉さんの膝の上に乗り、『バスごっこ』の曲に合わせて笑ったり、ちょっぴり緊張した表情を見せたりしていました。 いつもやさしく声をかけていたので、人見知りすることもなく、すんなりと遊ぶ姿に、5歳児の今までの関わり方が伝わってきました。


 2歳児クラスの子ども達とは椅子取りゲーム、3歳児クラスの子ども達とはソーラン節を一緒に踊りました。4歳児クラスの子ども達とは、ドッジボールをしました(保育者も真剣勝負をしていたため、写真はありません)。


 「みんなでカンパイ!」「ひまわりさん(5歳児クラス)、ありがとう」


 そして、3月23日、柏鳳(はくほう)保育園第48回卒園式を行いました。 少し緊張しながらも証書を受け取る姿は自信に満ちあふれ、保護者の方たちに感謝の気持ちを述べることもしっかりできました。


 ひまわり組の皆さん、卒園おめでとう! 小学校でも元気に過ごして、時々は大きく育った姿を私たちにも見せにきてくださいね。


【園外保育で水族館と飛行場へ(4、5歳児クラス)】

 保育園最後の園外保育、5歳児クラスは、茨城県にあるアクアワールド大洗水族館に行きました。事前に海の生き物について図鑑や資料でよくよく調べていた子ども達は、水族館で出会った生き物をよく観察して、調べたことを確かめていました。

  イルカとアシカのライブでは、ボールを使ったアシカの曲芸に「かわいい!」「 お利口さんだね」と言いながら、拍手をしていました。イルカが吊り下げられたボールにジャンプをしてタッチしたり、2頭が交互にジャンプしたり、水しぶきをたてながら跳んだりすると、「キャー!」と大興奮でした。イルカが体を水面と並行にしてもぐる時と、頭から水に入る時とでは水しぶきの大きさが違うことに気づき、話す姿も見られました。


  2万匹のイワシが群れで動く姿や、サメ、マンボウなど、海の生き物を観察、園に帰ってきてから、 見てきたことを壁新聞にしました。


 4歳児は、成田市にある航空科学博物館に行きました。 出かける前に飛行機に関する疑問をみんなで出し合い、クラスの壁面に書き込んでいきました。
① 飛行機はどうして飛ぶの?(大きい電池が入ってる? 車みたいにガソリンかな? エンジンがついているよね?)
②空をいくつもの飛行機が飛んでいるのに、どうしてぶつからないの?(信号があるんだよね? 電車の線路みたいに道があるんだよね? ずーっと周りをキョロキョロ見るんじゃない?)
③飛行機の中ってどうなってるの?(ご飯を食べられる? 電気はつく?テーブルはある? 荷物はどこに置くの? バスや電車みたいに2階はあるの?)
④ニュースで飛行機の事故を見たけど、保育園みたいに避難訓練とかってあるの?(「頭を低くしてください」とか「落ち着いてください」とか言ってたよ)
 質問を忘れないよう、すぐに見られるようにと、自分たちでしおりも作って持っていきました。

 当日は、CAさんが訓練をしている様子を見たり、プロジェクション・マッピングで飛行場や飛行機が飛び立つ様子を見たりしました。屋外のスペースでは、実際の離着陸の音を聞きながら、飛行機の姿を間近で見ることができ、その迫力に驚いていた子ども達でした。

 展示されている飛行機の操縦席で、手を伸ばし、ボタンに触っています。


 管制塔の見学では、360℃を見渡すことのできる室内から、本物の飛行機が飛んでいく様子に「飛行機見えた~」「飛んだよ!」と、話しています。客室の様子も隅々まで見ています。
 用意していった質問の答えも、全部、聞いてきて、とても 勉強になったようです!



【ソーラークッカーで目玉焼きを作りました(4、5歳児クラス)】

 科学工作教室第3弾、今回は、太陽光で調理するソーラークッカーを使い、園の屋上で目玉焼きを作りました。

 まず、講師の先生の説明。クッカーを見て「鏡がある」と子どもたちが話していました。


 自分で卵を割り、 アルミホイルで作ったカップに流し込み、鍋に入れます。ソーラークッカーに鍋を入れて焼き上がりを待ちます。


 待っている間、1人1枚、鏡を使って実験もしました。 光を集めて一番明るいところを触ると、光が当たっていない場所と比べて暖かくなっていることを教えてもらうと、「えー! すごい! なんで?」と何度も触っていました。


 その間に、ソーラークッカーの中の温度は150℃にまで上がっていました。


 「焼けたよ」という声に、みんなで見にいくと、透明だった白身の部分が白くなっていました。講師の先生の「においもぜひ、感じてください」という言葉を聞いて、ソーラークッカーを開けた瞬間のにおいを一斉に嗅いでいました。「卵のいいにおい!」と大歓声です。 ちなみに白身が固まるのは80度、黄身が固まるのは100度の温度ということで、白身の部分が先に固まる様子も見ることができました。


 この日は風もなく、穏やかな天気だったので、「屋上でたべたい!!」と、子どもたち。給食に目玉焼きを添えて食べました。青空の下でのご飯は、また、一段とおいしかったようです。



【『貨物列車』の歌でゲーム遊び(3歳児クラス)】

 2、3歳児の誕生日会でひまわり音楽隊(5歳児クラス)がピアニカとベルを使って『きらきら星』『かえるの合唱』『貨物列車』を演奏した時、3歳児の子ども達は、「ひまわりさん、すごい!」「じょうず!」と聞き入っていました。


 演奏が終わって、5歳児クラスの保育者に「貨物列車はゲームもできるんだよ」と教えてもらうと、クラスに戻って早速…。

 「♪かもつれっしゃ シュッシュッシュー、いそ~げいそげ シュッシュッシュー、今度の駅で シュッシュッシュー、つもうよ荷物 ガッチャン♪」と、『貨物列車』を歌いながら最初は一人で列車になり走ります。「ガッチャン」の所で友達を見つけてジャンケンをし、勝った人の後ろに負けた人が連結をして、また列車を走らせ、どんどん列車を長くしていきます。最後に先頭になった子どもが勝ち!というゲームです。


 皆、すぐにルールを覚え、ジャンケンをする時は、「先頭になるぞっ」という気持ちが表情からわかるくらい真剣でした。 友達とつながって長くなる列車を見たり、別の列車の人と手を振り合ったり、自分の列車の先頭の子に「がんばれー!」と応援したりする姿も見られました。

 そして、列車はこんなに長くなりました!



【椅子取りゲームをしました(2歳児クラス)】

 2歳児クラスでは、これまで簡単なルールのある遊び(しっぽとりや鬼ごっこ、フルーツバスケットなど)をみんなで一緒にしてきました。そこで、今回は椅子取りゲームを提案してみました。

  「笛の音が聞こえたら、椅子に座るよ」「椅子に座れなかったら、応援席に行くよ」とルールを伝え、何回か練習をした後、『さんぽ』の曲に合わせてスタートです。 椅子の周りを歩き、ピーッと笛の音が鳴ると、みんな急いで、空いている椅子を探して座り、座れた子どもは「座れた~」と喜んでいました。


  椅子に座れなくても、応援席で「がんばれ~」と最後まで応援をする子ども、「もう1回やる!」「今度は、優勝する」と言って参加する子どもと、いろいろでした。 ゲームには勝ち負けがありますが、結果だけでなく、ルールを知って守ることを学び、友達と協力して遊ぶことを味わい、負けても「もう1回!」とチャレンジしようとする気持ちへとつなげていきます。



2024年2月号

【「じゃじゃーん!」がお気に入り(0歳児クラス)】

 「おはなし、おはなし、パチパチパチパチ…」と保育者が歌い始めると、子ども達が笑顔で集まってきます。 今、子ども達のお気に入りは、『まんまるちゃん』というペープサートです。「まんまるちゃん、まんまるちゃん、まんまーるちゃん♪」の歌に合わせて、いろいろな色の丸が、動物や果物、アンパンマンなどに変身していきます。


 変身のタイミングで、保育者が「じゃじゃーん!」と効果音をつけているのですが、最近では子ども達も一緒に「じゃじゃーん!」と言うようになり、お気に入りの一つになっています。 ペープサートをしている時だけでなく、壁に貼ってあるアンパンマンに向かっても「じゃじゃーん!」と言って手を振ったり、保育者にも言ってみたりと、様々な場面で「じゃじゃーん!」が登場しています。

 「じゃじゃーん!」と一緒にとるポーズも両手を上にあげたり、横に伸ばしたり、顔の横で手をキラキラ(ひらひらと揺らす動き)したりと、一人ひとりの好きなポーズです。



【雪遊び】

 2月5日、天気予報通り、雪が降ってきました。昼寝から目覚めた子ども達は、窓の向こうの景色に驚いていました。 「雪だよ~、真っ白!!」と、早速、どうやって遊ぼうかを考え始めました。

  翌朝。 今回の雪は水分が多く、雪だるま作りや雪合戦はできなかったので、テラスに積もった雪で遊びました。


 3歳児は、アイスのスプーンと、パフェやゼリーのカップを用意して遊びました。「サクサクしてる~」「シャリシャリだ!」と雪の感触を味わいながら、カップに雪を詰めています。高く積みあがっていくのが面白くなり、誰が一番高くできるか、競争が始まりました。
  

 4歳児は、「昨日より固い」と言いながら雪を集めていました。手のひらでギュッと丸めて、雪だるまや雪うさぎ、耳をつけた雪ミッキーを作っています。 初めは、固めて形を作っていましたが、雪の塊をザルで削り始めた子どもがいました。その様子を見て「かき氷みたいだね」と誰かが言い、「みんなで作ろう!」と遊びが広がっていきました。保育室へ雪を持ち込み、自分の好きなかき氷作りが始まりました。紙コップに雪を削り入れ、自分で考えたかき氷のシロップを絵の具を使って表現します。イチゴ、バナナ、レモン、メロン、ブドウ、ミカン、ブルーハワイ、抹茶、ラムネ…、いろんな味ができあがり、雪の日限定のかき氷屋さんが開店しました。「本当に食べたくなっちゃうね」と言いながら、スプーンですくって食べる真似をしていました。



【カップ寿司を作りました(5歳児クラス)】

 柏鳳保育園では、毎月のクッキングデイに、自分の昼ごはんを仕上げて食べる活動をしています。今月は、カップ寿司を作りました。

 カップの中に、ご飯、具材、ご飯、具材…と重ねていき、層にします。横から見ると様々な色(ご飯の白、サケフレークのオレンジ、ホウレンソウの緑、そぼろの茶色、桜でんぶのピンク、コーンの黄色)が見えます。最後に、花形に切ったニンジンを飾ってできあがりです。

(真剣に、層にしています)


 初めのうちは皆、黙々とご飯と具材をカップに入れていましたが、しばらくすると「A君、コーン好きでしょ? いっぱい入れたら?」「僕、サケ好きだから、もうちょっと入れていい?」「Bちゃん、ホウレンソウ、苦手なの? じゃあ、私、もらっていい?」「え? もらってくれるの? ありがとう」「このピンクのっておいしい? 食べれるかな?」「甘いんだよ。甘いの好きでしょ? もっと入れても大丈夫だよ」と具材を取りながら、話していました。

(相談中です)


(「そぼろ、もっと入れていい?」)


 相手を思い、自分の思いも伝えながら具材を分けあって、作っていました。最後のニンジンを飾り、「いただきます」と食べ始めたカップ寿司は、あっという間にカラになりました。

(「できた!」)


(できあがったカップ寿司を角度を変えて見ながら「おいしそう」と、しばらく眺めていました)



【身近なものがおもちゃに大変身!(0歳児)】

 柏鳳保育園の楽器置き場には、鈴やベル、タンバリンなどだけではなく、ペットボトルやかまぼこの板、しゃもじなど、音の出る身近な素材もあります。

 この日、0歳児クラスではしゃもじで音遊びをしました。しゃもじを打ち合わせると木の音が響き、保育士の歌にあわせて、体をゆらゆらさせていました。しゃもじを打たない時(休符)には、手を上にして「うさぎ」のポーズ。 真似もじょうずです。


 牛乳パックで四角の枠を作り、つなげた遊具です。 立てればトンネルに、寝かせればでこぼこの道になります。 歩行がじょうずになってきた子ども達は、枠の上を歩いたり、またいだりしています。横にした トンネルからは、何度も「ばぁ!」と顔をだしていました。


 洗濯ばさみも指先を使うおもちゃになります! 丸や四角、動物の顔などを形取った台紙(厚紙や段ボール)に、洗濯ばさみをつけています。 台紙についている洗濯ばさみをひっぱってはずす行動から、段々に、指先を使って洗濯ばさみを台紙などにつける行動になってきました。

 これからは、洗濯ばさみをつなげたり、ひもや布などやわらかい物をはさんだりしていくようになります。



柏鳳保育園


園長:松丸久美子
〒270-1128
千葉県我孫子市中峠台30-9
TEL:04-7188-3338
FAX:04-7188-3620
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