幼保連携型認定こども園

2024年５月号

【園庭探検隊！（４歳児クラス）】

　今週は、園庭で遊ぶ４歳児の様子です。園庭に出ると、真っ先に砂場のおもちゃのザルを集め、みんなに配るＡ君。ザルをかぶって、「探検隊！ 出動！」と歩きはじめました。


　この姿、見覚えがある…。「そうだ！」、昨年の年長児が考案した探検隊スタイルです。年長児の姿を見ていたのでしょう。真似てザルをかぶり、「僕らは未来の探検隊」の歌を口ずさみながら砂場や花壇を巡り、虫や植物を観察しています。

（写真）「これはなんだろう？」…「みんな～！　こっち！　何かいるよ！」


「今度は、バスで行こうー！！」

2024年４月号

【２歳児クラスの、ある一日】

　２歳児クラスの子ども達は、活動が広がり、興味や関心を持った事柄を、一生懸命、言葉で伝えようとする姿や「自分で！」と頑張る姿がたくさん見られています。

（写真）
　「やって！」と保育者に靴を手渡す姿もほとんどなくなり、自分でマジックテープをはがして靴を履き、園庭に駆けだしていきます。


　靴を履いた子ども達は、まずは、大好きな砂場へ。大きなアリを見つけ、頭をくっつけてのぞき込んで見ています。夢中です。


　部屋の中では、保育者が持ってきたハマグリ（給食用）に興味を持った子ども達が集まりました。貝の中から白いものが出てくると「でてきた！！」と大騒ぎです。そして、「あの貝は何だろう？」「同じの、あるかな？」と図鑑で調べていました。

【園庭の夏みかんでジャムづくり】

　柏鳳保育園の庭に夏みかんの木があります。今年もたくさん実りました。

　ひまわり組（5歳児）の子どもたちと「たくさんなったね。このみかん、どうしようか？」と話していると、聞いていたすみれ組（4歳児）の子ども達が、「たべたい～！」と、話に加わってきました。以前、あぶり出しをした時に味見をしているひまわり組の子ども達が、「ちょっと、苦いんだよ」「すっぱいよ」「でも、ジャムにしたら甘くなるかも」「夏みかんジャムを作って、ホットケーキを食べよう」と話し始め、さくら組（３歳児）、すみれ組の子ども達にも「一緒につくる？」と聞きました。

　保育者が「入園、進級のお祝いパーティーみたいだね」と言うと、「それ、いいね！！」と名前も決まりました。


（写真）4、5歳児クラスが夏みかんを収穫して、4歳児クラスの子ども達が洗いました。「きれいになったね」「ミカンのにおいがするね。いいにおい～」


「いいにおい～」「かたい！」と言いながら皮をむき…、味見。「すっぱ～い」「でも、前より少し甘い」


作り方を調べて、レシピ通りに煮込んでいくと「すごい！いっぱい水がでてきた！」「砂糖しかいれてないのにね」


翌日、みんなでパンケーキを焼いて食べました。自分たちで作った夏みかんジャムは「サイコー！！」「おいしい！」でした。

【虫探しに夢中です（４歳児クラス）】

　春が来ました！　園庭にも、春の草花や虫たちが顔を出しはじめました。

　子ども達は毎朝、園庭に出ると早速、バケツやザル、シャベルなどを手に探索を始めます。昨日までつぼみだったチューリップが咲いたり、ツクシが顔を出していたり…。子どもたちは一つひとつ観察し、アリやダンゴムシを集めては喜んで、いろいろなことを話しています。

（写真）チューリップが咲いているのを見つけました。そして、ツクシも発見！！　「ツクシ～！！」と指さし、みんなに教えてくれています。


　「アリ、いた！！」「こっちにもいるよ」「穴にはいった」と動きを観察しています。年長児（緑の帽子）とミミズの観察中をしている子どももいます。


　先日、絵本で見た「ダンゴムシがいるところ」を覚えていて、石の下や花壇の柵のブロックをどかして探しています。触るのがちょっぴり苦手な子は、シャベルにいれて観察していました。

【お祝いの会】

　入園・進級おめでとうございます。令和６年度のはくほう（柏鳳）保育園がスタートしました！

　4月4日、ちゅうりっぷ組（2歳児）、さくら組（3歳児）、すみれ組（4歳児）、ひまわり組（5歳児）の子ども達が集まって、入園、進級を祝う「お祝いの会」を行いました。園長から新クラスの名前や担任の紹介を聞く子ども達は、「大きくなった！」という誇らしげな表情でした。

　「みんなで仲良く、一緒にたくさん遊ぼうね」という5歳児のメッセージで、お祝いの会は終了しました。 今年度も「はくほう便り」を通じて、子ども達の育ちや「やりたい！」と取り組んだ様子をお伝えしていきます。



　 その後、園庭に出てきたひまわり組（５歳児）の子ども達は、「先生が鬼ね！！」と保育者を鬼にして「バナナ鬼ごっこ」を始めました。鬼に捕まるとバナナのポーズをとったまま動けなくなり、仲間の助けを待ちます。仲間にタッチされると、また逃げることができます

　鬼（この日は、保育者）は、捕まえたり、逃がさないようにしたり、必死です。 鬼の息があがる中、今度は「だるまさんが転んだをやろう」と、子どもたちは笑顔で駆けだします。遊びがどんどん展開しています。