【絵の具でいろいろ色づけ(2歳児クラス)】
2歳児クラスの子ども達は、指、手の平、筆、スタンプなどを使い、絵の具で遊びます。鮮やかな色づきや模様の変化に夢中です。
6月は、「あじさいの花を作ろう!」と、手作りスタンプ(乳酸菌飲料の容器の中に絵の具を入れてメラニンスポンジでフタ)を使い、花の模様をつけました。
強く押すよりも、やさしく押した方がスタンプの色がよく出ることに気づき、「そーっと、そっーと…」と言いながらやさしく押していました。

指でも模様をつけています。 絵の具が指先につくたびに「つめた~い!」と言いながら、紙いっぱいに模様をつけていました。

7月は、お気に入りの絵本に出てくるかき氷を作ろうと、山型に切り抜いた白い画用紙にアルミホイルを使ってスタンプを押し、シロップを表現しました。押すたびに、ギュッギュッ、グシャグシャというアルミホイル独特の感触が指先に伝わるのでしょう、不思議そうな顔でアルミホイルを見ていたり…。
「メロン!」「イチゴ味」「ババナ味」「スイカ!」「ピーマン味」「トマト味」などなど、色から連想する食べものを言いながら色をつけていました。

【水と氷で感触遊び(0歳、1歳児クラス)】
暑さで外に出られない日も、室内でさまざまな活動をしています。そのうちのひとつ、いろいろな素材を使った感触遊びで、最近、0歳、1歳児クラスの子ども達がとても喜んだ、水や氷の遊びをお伝えします。
この日は氷や玩具をタライに入れて、ポイ(すくい網)を使ってすくいました。ポイをにぎり、取りたい物から目を離さず、指先まで集中している様子が伝わってきます。

すくったキンギョを、落とさないようにそっと入れ物に運んでいます。そして、手首を返して物を移す動作もスムーズになってきました。

氷に触れてこの笑顔です。でも、すぐにパッと手を離します。「冷たいね」と保育者が言うと、また、触れて笑顔になります。何度も繰り返していました。繰り返すことで、感触、温度、色といった認知、「冷たい」「つるつる」といった言葉がだんだん、しっかりと根づいていきます。

氷の中には、金魚やカメ、カニ、恐竜などの玩具が入れています。不思議そうに見ていますが…。
溶け始めた氷から少しだけ飛び出した玩具を引っ張ってみたり、転がしたりしていくうちに氷が溶けます。玩具を手にすると、「○○、あった!」と保育者に見せています。
0、1歳児クラスの子ども達は、氷の中にある玩具の端が少しでも出てくるとそれを指でひっぱり、取り出そうとします。取りたい気持ちが最優先の段階です。
一方、数日前に同じもので遊んだ4、5歳児クラスの子ども達には、どうやったら氷が早く溶けるかを考え、スピードを競う様子も見られました。

【ヒツジの毛から毛糸をつくりました(5歳児クラス)】
5歳児クラスの子ども達が、我孫子市立第二小学校へ出かけました。毎年、4年生が中心になって世話をしているヒツジの毛刈りを見学するためです。
小学校の校庭で、ヒツジが出迎えてくれました。 「あっ、ヒツジがいる」「毛がモコモコしていて暑そうだね」と観察しながら、体育館へ向かいました。

まず、毛刈り師の方がヒツジのこと、毛の刈り方のコツを教えてくれました。 前から向かうとヒツジが驚くので、後ろから抱えてお座りのような姿勢にさせてから、バリカンでどんどん毛を刈っていきます(この姿勢にするとおとなしくなるそうです)。

あっという間に、毛を刈り終わりました。毛を広げると、ヒツジの形をした絨毯のようで、初めて見た子ども達は、「すごい」「これでもう暑くないね」「なんか、ヤギみたいになっちゃった」と話していました。

最後に、毛糸の簡単な作り方も教えてもらいました。毛の束から少しずつ毛を引きながら、ズボンのももの所で手の平を使って優しく転がすと、細く伸びて毛糸状になっていきました。

保育園に戻ってきた子ども達は、早速、毛刈りの様子を絵に描いたり、ヒツジに関するクイズを出しあったりしていました。園のみんなにも伝えたくて、教えてもらったことや学んだことを一人ずつ絵や文章にして、ドキメンテーションを作りました。

さらに今回は、「ヒツジの毛を触ってみたいな…」という子ども達の声に、毛を少し分けていただいたのですが、さてどうする? 皆で話し合いました。「先生(毛刈り師さん)が教えてくれた毛糸を作る」「ペットボトルに毛をつけてスペードちゃんを作る!」と目標が決まり、まずは毛の汚れを落とす方法を調べてみると…。熱湯で消毒もでき、汚れも落とせるようです。
早速、お湯を用意してもらって、そこにヒツジの毛を入れてみると、すぐに汚れが浮き上がってきて、お湯がドロ水に変わりました。「自然の中で生きている証だね!」と、みんなで頑張って洗いました。良く乾かしてきれいになった毛は、柔らかくふっくらとしていて、見違えるよう。子どもたちは「すごい」「すごい」と大喜び。
続いて、自分のズボンの上で転がして毛糸を作り、ペットボトルにつけてスペードちゃんを再現。「お友達もいるといいね!」ともうひとつ作り、「スペードちゃんとメロンくん」と名前を決めて、はくほうマスコットが生まれました。

以来、スペードちゃんとメロンくんは毎朝、玄関で子ども達のお出迎えをしてくれています。

我孫子第2小学校の皆さん、毛刈り師の先生、今年も貴重な経験をありがとうございました!
【収穫の季節です!】
柏鳳保育園では、野菜や花を園庭の菜園やベランダのプランターで育てています。何を育てるか、決めるのは子どもたち。4歳児クラスは今年、クラス名を取って「すみれ組菜園」と名付けました。今、夏野菜が収穫の時期を迎えています。
5月、まずは菜園の土作りです。皆で草(雑草)を取りました。そして、5歳児クラスの子ども達と一緒に、スイカ、枝豆の苗を植えました。「おいしいスイカ~、できるかな?」「枝豆、大きくなるかな?」と、期待がふくらみます。

プランターにも苗を植えました。苗に優しく土をかけています。ミニトマト、フルーツトマト、キュウリを植え、トマトの横には、虫対策でパセリやバジルも植えました。
毎日、交代で水をあげ、図鑑とも見比べ、「葉っぱが、ちょっと大きくなったよ!」「花が咲いたよ。もうすぐ実がなるね」「トマトできたー」「チビキュウリがいる」と、皆で話しています。

そして、キュウリが1本、食べ頃を迎えました。楽しみにしていた収穫です。 キュウリを切る顔はなんともうれしそう。

収穫したキュウリとトマトは観察して、絵にも描きました。 「トゲトゲしてる」「キュウリは少し曲がってるよ」「トマトは真っ赤」と、よく見ています。
収穫した野菜は、給食の先生にお願いして、その日のうちに食べます。 1本、1個でも、皆で分けあって食べています。小さなひとかけらでも、自分達で育てたものはやっぱりひと味違うようです。

【クロアゲハの産卵】
5歳児クラスの子ども達は、園庭の夏ミカンの木で見つけたアオムシを15匹ほど育てています。毎日、柔らかな芽を取って餌にしてあげて、アオムシが大きくなっていく様子を観察しています。「チョウチョウになって空にかえすのが、楽しみ!」と、育てています。
この日、園庭で遊んでいた5歳児クラスの子ども達がクロアゲハを見つけました。そのチョウは、ミカンの木の周りを旋回していました。「蜜、探しているのかな?」「ずっとクルクルまわっているね」と話をしていると、葉にとまり、卵を産みつけ始めました。
初めて見る場面に驚き、A君が事務所に駆け込んできて「チョウチョウがね~、卵産んだんだよ」「最初に黄色いのが出てきて~」と、話は止まりません。実際に見ることはなかなかできないものを見ることができて、大興奮でした。
後を追いかけ、目を離さないように行き先を見ていると…、チョウはとまり、卵を産み始めました。

卵は、こんなに小さいんですね。 その横には、さなぎが…。羽化は間近なようです。

【5月下旬から、どろんこ遊び、水遊びをしています】
水を溜めた桶の横にジョウロ、バケツ、ペットボトルなどを並べて置くと、2歳児クラスの子ども達が好きな道具を使って水を運び、水たまりを作り始めました。
そこに、3歳児クラスの子ども達も合流し、どろんこ遊びが広がっていきます。
そーっと足を入れてみたり、足をバタバタさせたり、手で土を混ぜたりした時の、ぬるっとした感触や冷たさを感じながら夢中で遊んでいます。

時々、子どもたちに霧雨のようにミストをかけると、歓声があがります。

さっきまで水を運んでいたお子さんが、ミカンや柿の木の根元に「大きくな~れ!」と、水をあげていました。 野菜の水まき当番をしているお兄さん、お姉さんを真似ているのでしょう。

こちらでは、乾いた砂の上に水をまくと色が変わると気づき、「顔ができたよ!」。

テラスで水遊びをする日もあります。 このお子さんは、ペットボトルの底にあけた穴から水が落ちる様子をずっと見ています。落ちる水を手のひらで受け止めたりカップに溜めたりして、ペットボトルが空になると、また、水を入れて繰り返します。「穴から水が落ちる」「手で押さえると水が止まる」「水が溜まる」…、この小さな科学者さんは「こうするとこうなる」を実験しているようでした
(上の写真のお子さんたちも「水をまくと土の色が変わる」と自分たちで気づき、「どうなるかな?」と試していました)。

また、テラスにはこの時期、ホース・シャワー(ホースに所々、穴を開け、水が出るようにした物)を設置して遊びに取り入れています。 「雨だぁー」と見上げたり、ポタ…ポタ…と落ちてくる水滴をカップで受け止めたりしていますが、なにより「きもちいい~」が一番のようです。

【まねっこ、まねっこ:模倣が促す成長発達】
「ヨイショ、ヨイショ」と容器に砂を入れる保育者。その様子をじっと見つめる0歳児クラスのAちゃん。 しばらくすると、同じようにシャベルで容器に砂を入れ始めました。
途中、保育者を見て、 「できたよ」と言わんばかりにニコッと笑います。保育者が「いっぱい、お砂、入ったね」と声をかけると、Aちゃんはどんどん砂を入れ、砂でいっぱいになりました。

こちらは、1歳児クラスのBちゃん。保育者の手の動きを真似てカップを優しく、そーっと持ち上げました。「できた!」「アイス!」と何度も繰り返し作っています。
砂の入れ方もうまくなり、カップを持ち上げる力加減も上手になりました。

室内では、積み上げる遊びに夢中です。
初めは、保育者が積んだ積み木を倒しては、大喜びで笑っていた子ども達ですが、倒す遊びから、積み上げる遊びへと変化してきました。
保育者が積んでいる様子を見て、そーっと、そーっと積み上げ、倒して、また、積み上げて…、繰り返しています。

1歳児クラスの子ども達です。 積み木だけでなく「不思議な砂時計」や「くるくるパズル」など、同じ玩具を集め、積み上げ始めました。 一点を見つめ、息を止めて、真剣に積み上げています。

そして、成功した瞬間、この笑顔です。

生まれて数日後から、子どもは身近にいるおとなの表情や声、動きを真似(模倣)し始め、それがやりとりや発語の育ち、発達すべてにつながっていきます。柏鳳保育園では、保育者がする、保育者がしてみせることで、子どもたちの模倣と、そこからの活動の広がりを促しています。
【園庭の夏みかんでジャムづくり(3~5歳児クラス)】
今年も、柏鳳保育園の庭にある夏みかんの木に実がたくさんつきました。子どもたちは去年を思い出し、「早くジャム、作ろうよ」「パンケーキも作りたい」と話し始めました。「夏みかんジャムを作って、ホットケーキを焼いて、ジャムをつけて食べる」が目標です。
みかん狩りをした後、3歳児クラスの子ども達も一緒に、みかん洗いです。「大きいねー」「おいしいかな〜」「楽しみだね」と期待もふくらみます。

皮むきを始めると、2歳児クラスの子ども達がにおいに気づいてやってきました。「何しているの?」「みかんジャム、作っているんだよ」「やりたい!!」。皮は意外にやわらかく、子どもたちは親指を使って上手にむいていました。

「みかんの味見をしたい!!」と、口に入れた途端にこの表情です! 「すっぱい」と言いながら、いっぱい食べていました。

薄皮をむいて鍋に入れ、火にかけて煮詰めていきました。段々とジャムらしくなっていく様子に釘付けです。

翌日は、念願のホットケーキ・パーティです。生地づくりから始め、「ぷくぷくになったらひっくり返すんだよね」と上手に焼いていきます。 5歳児クラスと4歳児クラスは自分で焼き、3歳児クラスの子ども達のぶんは、5歳児クラスの子ども達が焼いてくれました。

ホットプレートを使っているなら、他にも何かできないかな?と、園長が新玉ねぎを持ってきました(なぜ、新玉ねぎがあったのかは…? 先日の飯盒炊飯に、巨大なインスタント焼きそばを持ってきたのも園長です)。
「できたばかりの玉ねぎなの。焼いて食べるとおいしいのよね」「マヨネーズかけたら、甘くておいしいよ。食べてみる?」と聞くと、間髪を入れず、返事は「食べる~!」でした。

ホットケーキも玉ねぎもおいしくいただき、ホットケーキ・パーティ、大成功でした。

園長:松丸久美子
〒270-1128
千葉県我孫子市中峠台30-9
TEL:04-7188-3338
FAX:04-7188-3620
メール:hakuho-n@ans.co.jp